ポリス・テロFC×スーパーパワー・サムットプラカーンFC(2017,06,28)
この日は、ポリス・テロ×スーパーパワー・サムットプラカーンの観戦です。
すぐ近くでムアントン・ユナイテッド×チョンブリーFCの好カードもやっていたんですが、ブンヤチンダースタジアムに行ったことがなかったので、この試合を選びました。
タクシーの運転手にも「もっと良い試合を観に行けよ。」って言われてしまいましたよ…。
ブンヤチンダースタジアムはメインスタンドとバックスタンドだけで、ゴール裏はありません。
メインスタンドの多くは屋根で覆われていますので、雨季はメインスタンドの方がお勧めです。
トイレはありませんので、バスです…。
ポリス・テロは…
2000,2001年にリーグ連覇、2002年にACLで準優勝するなど、2000年初頭に無類の強さを見せたTPLを代表する強豪クラブ。TV局の3チャンネルを傘下におさめるBEC-Teroエンターテイメントが母体。過去、財前宣之、林 丈統、加藤友介、下地 奨、岩政大樹、河村崇大らが所属するなど多くの日本人選手を獲得してきたクラブでもある。サポーターも熱狂的で毎試合多くのサポーターがスタジアムにつめかける。。。というビッグクラブの一つだったのだが、2015シーズンは主力選手複数人が怪我で何度も離脱し、補強した外国人選手も全く活躍ができずリーグ下位に沈み、一時はクラブ史上初の降格が決定した。これは、2014シーズンのリーグ杯タイトル獲得やA代表、U23代表を持ち上げ過ぎる各メディアやファンにより、各年代の代表選手が多いクラブ内に慢心が漂ってしまった結果であった。また、クラブはシーズン終了後に大きな転機を向え、対バンコク・ユナイテッド戦でのリーグ規約違反騒動に端を発したクラブ売却問題が現実となり、公式には発表されていないが、クラブはSCGムアントン・ユナイテッドの母体企業であるサイヤム・スポーツに売却されてしまった。これにより主だった代表選手、元代表選手達はSCGムアントン・ユナイテッドや他クラブに移籍してしまい、スター選手だらけであったクラブは一見普通のクラブになってしまった。今シーズンは、2015シーズンにDivision-1で優勝したものの、オーナーの逮捕・資金凍結による給与未払い問題などでリーグ参加資格が剥奪されてしまったポリス・ユナイテッドがクラブ株を大幅に買い取り、ポリス・ユナイテッドとして新たなスタートを切る。数多くの名選手を輩出してきた名門クラブがどう復活するのか注目される。2013年3月に清水エスパルスとの業務提携を締結。
(上記はタイプレミアリーグへ行こう!より引用です。)
…と、こんな感じで、現在のポリス・テロはポリス・ユナイテッドがBECテロ・サッサーナの皮を被っているような状態です。
詳しいことはよく知りませんが、何かいろいろとややこしそうですね。
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横浜フリューゲルスのようにチームが消滅したり、ヴィッセル神戸のようにオーナーの一存でエンブレムやチームカラーが変わったり、東京ヴェルディのように本拠地が変わったり…
タイでは毎年のようにどこかのクラブが何か変わっていくんですが、タイのサポーターはなんとも思わないんですかね?
そんなわけで、サポーターグループもややこしそうです。
こちらはバックスタンドの中央にいたサポーターグループで、BECテロ・サッサーナ系かな…?
段幕の色から見て、こちらはポリス・ユナイテッド系のサポーターグループだと思われます。
かなり隅っこに追いやられています…。
試合は3-1でポリス・テロの完勝でした。
後半のアディショナルタイムに1点を返されはしましたが、前半のうちに3点入れてさっさと試合を終わらせてしまいました。
スーパーパワー・サムットプラカーンは19節が終わって勝ち点1という悲惨な状態だったので、当たり前と言えば当たり前の勝利です。
しかし、リーグ戦が半分以上終わっても勝ち点1は、前田監督時代のガイナーレ鳥取よりも酷いペースです。
選手もサポーターもどんなモチベーションで試合に臨んでいるのでしょうか…?
高速道路沿いまで出なければタクシーを拾うことはできませんが、混み合うこともタクシーの争奪戦もなく帰りは楽です。
屋根もありますし、それほど混んでいる訳でもないので、のんびりとサッカー観戦するにはなかなか良いスタジアムです。